投資で勝っている人、勝てない人
ツイッターをふとみていたら、投資で『勝っている人』『勝てない人』の比較画像をみつけました。
まず勝てない人から。
大半が種銭が少なく、信用取引を使った短期売買が多い。下落許容幅が狭く下落したらすぐに損切りを行い、積み立てを行っていない傾向にあるようです。
短期売買は人並みはずれたセンスと努力が必須だと思います。長期的にみれば、9割の人が勝てないのではないでしょうか。チャート分析をしても、地政学的リスクなどの想定外のことが起これば、パターンから大きくはずれますからね。また、売買を繰り返すため手数料も大きな足枷となります。内容については至極納得。
次に勝っている人はというと、
種銭が多く、先進国株が中心でREITも行っている模様。コツコツ投資で、1年以上の長期投資が多く、10銘柄以上に分散投資をしている。信用取引は少なく、下落許容幅は広い傾向にあるようです。
勝っている人のポイントは、長期投資で先進国株やREITが中心というところだと思います。主に米国株は長期的にみれば右肩上がりですからね。配当利回りが高いREIT投資も目の付けどころが良いと思います。一方、これが日本株の場合、アベノミクス相場を除けば、右肩上がりはほとんどないから塩漬けになってしまう可能性が高いと思います。こちらも納得の内容。
やっぱり投資で勝つには、米国株で長期投資だなーっと改めて思いました。長期的に考えれば、米国株は右肩上がりなので、下がったらコツコツ積み立てるスタイルが良いです。再現性もあるし、人並み外れたセンスはいりません。もちろん個別株に投資する場合は、10銘柄以上は分散する必要がありますが。
とはいえ、投資に対して危険な印象をもっている人が過半数ですから、ただでさえ始めるのに高い壁がある投資で、外国株はまずやらないでしょう。米国株で長期投資をすれば資産形成になるのに、一括りにして「株は儲からない」と言われてしまうのがわかる気がします。