個別銘柄をひとつだけ選ぶなら・・・
「もし個別銘柄をたったひとつだけ選ぶなら、何を選ぶ?」を考えてみました。
米国には素晴らしい 企業が溢れています。毎年当たり前のように数十パーセント成長する成長企業、数十年に及び連続して増配を行っている企業、極めて堅牢な財務基盤を誇る企業など、米国株投資をする人ならば誰しも感じていることでしょう。
そのような選り取り見取りの企業の中で、もしたったひとつだけの企業にしか投資できないとしたら、あなたならどの銘柄に投資するでしょうか。
いろいろと考えたり、データをみた結果、私はこの銘柄を選んでみました。
それは、『プロクター・アンド・ギャンブル (P&G)』です!
理由を3つに絞ってみました。
- 株価パフォーマンスが良い
- 連続増配62年!の超安定企業
- 生活必需品セクターのトップ
1.株価パフォーマンスが良い
2019年8月時点において、意外?にもPGの株価パフォーマンスは非常に素晴らしいものとなっています。以下の画像は、ダウ指数とマイクロソフトとの株価比較画像です。
一番上からマイクロソフトが+35.58%、そしてPGが+27.05%、ダウが+12.69%となっています。PGはダウ指数を大きく上回り、トップクラス並みのパフォーマンスであるマイクロソフトと比較してもそれほど悪くないパフォーマンスとなっています。すばらし~。
2.連続増配62年!の超安定企業
PGといったらコレですね。連続増配年数ランキングでいったら、3位に入るほどの常連です。過去の幾多の不況に関係なく、長年増配できる企業の安定感ほど心強いものはありません。安心して長期投資できる株です。
そして過去の配当率は、2.5%~3.5%と連続増配企業の中では比較的高いのも魅力です。
3.生活必需品セクターのトップ
最後は地味ーな理由となっていますが、その企業がどのセクターに属しているかというのも大変重要な要素になります。生活必需品というのは、その名の通り生活をする上で欠かせない日用品になります。つまり、企業業績が景気に影響されにくいことを意味します。不景気であっても、シャンプーや洗剤などの日用品は買いますからね。
長期投資をする上で不景気に強いディフェンシブ株というのは、不景気においても、他セクターと比較して株価が下がりにくい傾向にあります。不景気でも安心して、株を買い増すことができる企業といえます。
以上、私が選ぶ個別銘柄はPGでした。あなただったらどの銘柄を選ぶでしょうか。どのセクターの、どの銘柄を選ぶかによって投資スタイルや性格まで反映されそうな気がします。